奇跡的に木・金が休めたのと旅行割で宿が取れたので、甲府へ一人旅。
初日は無理して早起きせず、駅弁を食べながら「かいじ」にゆられ、正午ころに甲府に到着。
観る!
まずは、一番行きたかった山梨県立美術館へ。
常設展でミレーが12作品。
人が殆どいなくて、こんなにゆっくり名画を眺めたのは初めてかも。
有名な「落ち穂拾い」。裕福な農家がわざと、落ちた穀物を拾わず貧しい農家の人々に拾わせてあげたらしい。
「種を蒔く人」。これほど激しいタッチの労働者の絵は、当時は賛否両論だったそう。
それでもミレーは、働く人々の姿が何より美しいという思いを貫き通したとの解説があり、ひたすら感動に浸る。
そのあとは甲府駅に戻り、太宰治の下宿があった場所や通った銭湯、新婚当時の家の跡を地味に散策。
一人旅の良いところは、誰に気兼ねもなく、自分の行きたい場所に行けること。
食べる!
あっという間に日が暮れて、まずはホテルにチェックインし、お楽しみの晩御飯は地元の酒蔵、七賢が経営する「七賢酒造」へ。
とりあえず名物の鶏もつと、馬刺しでスタート。
お店の方が「もつの味はどう?」と優しく声をかけてくれ、居心地は抜群。お酒もついつい進み、お腹もいっぱい。
こうして、甲府一人旅の1日目は暮れていく。
今日はここまで。。。おやすみなさい。
2日目は飲みますよ。